技術資料


性能比較


除電マット vs 導電性カーボンマット

 従来より帯電防止マットとしてカーボン粒子を
練りこんだ樹脂加工シートが使用されていますが
除電マットとの性能を比較して見ましょう。



自己帯電性
●試験条件 摂氏22度 湿度30%
●試験方法 摩擦帯放電曲線測定法
(JIS L-1094参考法)による
  除電マット カーボンマット
毛布摩擦 150V 150V
綿布摩擦 200V 200V


 このように、どちらもそれ自体はほとんど帯電
せず、帯電防止マットとしては有効に使用するこ
とができます。

 それでは、すでに帯電してしまっている物体を
両方のマットに近づけた時はどのようになるでし
ょう。



除電性能
●試験条件 摂氏17度 湿度25%
●試験方法 摩擦帯電圧試験装置(JIS L-1094参考法準
拠)により羊毛布を摩擦帯電させ、資料マ
ットを近接させた時の羊毛布の帯電放電
曲線を測定する。
凡例
  ―――――― 帯電物
  ―――――― カーボンマット(アースあり)
  - - - - - -  カーボンマット(アースなし)
  ―――――― 除電マット(アースあり)
  - - - - - -  除電マット(アースなし)


 このように、カーボンマットはアースを取って
も既に帯電してしまった物体から静電気を除くこ
とができません。

 カーボンマットは導電性を得るためにカーボン
粒子の連続層を形成しているため、帯電している
物体と電気的に等価となってしまいコロナ放電が
発生しないからです。

 くわえてカーボンマットは樹脂のブリード現象
によりカーボン粒子間にホールができてしまい、
導電性マットとしての機能が低下すると言う欠点
があります。

 それに比較して除電マットは導電性繊維の先端
が自由に動ける構造になっていますので、アース
なしでもコロナ放電によって充分に除電性能が発
揮できるのです。




特性

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最終更新日:2002-05-26
last update : May.26,2002